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2003/09/11 ...... 日本-セネガル戦後
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決定力不足と言うけれど。昨日はそこまで押し込んでいたわけでもなく、決定的チャンスが多かったわけじゃないんだから、短絡的にFWに問題を持っていくのもどうなんだろう（そりゃ、柳沢と大久保じゃなく、ハッセルバインクとムトゥの2トップだったらもっと決定機はあっただろうし、得点も入ったかもわからんけ
どさー）。中盤を甘やかしすぎなんじゃないの？昨日なんか相手は（登録上では）中盤3枚だよ？それでも、日本が自慢なはずの黄金（メッキ）の中盤がいいようにやられている（アルゼンチン戦での「やられてた」とは全然違うけどね）。
仮にボール支配率が日本のほうが高かったとしよう。だがその内訳のかなりの部分を占めるのはDFラインでのだらだらとしたパス回しじゃない？で、そこから中盤を経由せずに前線にDFラインの裏へのボールが出て…取られるかオフサイドになって、の繰り返し。今回の、「それしか持ち味がない」FWの選手選考や起用も勿論監督が考えて勝手に選んだわけなんだから、選手はそれに従うしかないんだけれど。でもやっぱり自由も創造性もあったもんじゃないよな。
どっかのスポ新では後半に小野が入った後の中田のシュートを挙げて「中田シュートミス…日本惜敗」という見出しをつけていた。いや、あのシュートを1回で1発決められたらすごいぞ？シュート自体もペナルティエリア外だもんね。そんな重要なチャンスではなかっただろう（あれが重要なチャンスになってしまうくらい、
昨日は決定機が少なかったと思うんだが…）。せいぜい中田→柳沢と小野→本山と山田→稲本の3つ。このうち3つのうち2つも決めれたら元々もっと強いよ。
そして報知（報知の記事で書くのも、どうかと思うが…）。『「ジーコ監督 変わらぬ課題に激怒」鬼のジーコが現れた。（中略）「かなり前から注意していたセットプレーで失点した。対応を強化しなければならない」就任以来、一貫してセットプレー対策を徹底していた。』という文。練習の仕方が悪いんじゃない？（笑）練習メニューを決めてるのは誰でもない監督でしょ。で、試合で仕上げるって言ってたのも監督でしょ。で、DF陣（もFW陣もだけど）に背丈のない選手ばかり選んで起用しているのも他でもない監督だ。秋田を戻せとは全く言う気はないが、森岡だって中澤だって今回のメンバーには居たでしょ。まぁ「日本選手は一長一短」が多分一番正しいんだけど（笑）、海外を見て現実逃避しても仕方ないじゃん…。
そして、これも「？？？」って感じで…。
＞ただ、昨年のワールドカップ以降のホームゲームの対戦相手を見てみると、ジャ
＞マイカ、アルゼンチン、ウルグアイ、韓国、アルゼンチン、パラグアイ、ナイジェ
＞リア、そしてこの日のセネガル。「顔見世興行的」な初戦を除いては、どこもそ
＞う簡単に勝てる相手ではない。
この文章って大分操作を感じるよなあ。確かに簡単に勝てる相手ではないことは間違ってはいないけれど、国の名前だけでこんな文章を書かれても…。勿論、知らないで言ってるわけじゃないだろう。僕より絶対詳しいんだから。なのに何故こんな書き方をするんだろう。
＞話ついでに思い返してみてほしい。４年前の同じ時期に日本がどういう状
＞況だったかを。初めてワールドカップに出場してから丸２年間にホームで組まれ
＞た試合の相手は、エジプト、ブラジル、ベルギー、ペルー、イラン、中国だ。ブ
＞ラジルを除いては明らかに世界レベルでは中堅国だ。なのに、これらの結果は１
＞勝１敗４引き分け。６試合の総得点は何と２点で、０−０の試合が３試合もあっ
＞たのだ。ファンもサッカー協会も、よく我慢ができたものだと今さらながら感心
＞してしまう。
後半部分は同意するにしても、先に挙げた国々を「簡単には勝てない強豪」と評し、上記のアジアの2つ以外の国を「世界レベルでない中堅国」って何この差は？（ペルーもあれか）。そして、この文章の後に急に思い出したかのようにパラグアイの名を出しているのもなんだろう…（笑）っていうか、4年前は中田はペルージャへ行ったばかり。小野や稲本、高原のナイジェリア世代は18歳（高原はチームでレギュラーすらつかんでいない）。中村も横浜での背番号は26。引継いだのも、W杯で完全燃焼したとは言いにくい内容での16強のチームと、力を出し切って3戦全敗で失意の中、再スタートを切ったチーム。ま、W杯終わって1年経った今、それを比べるのもあれだが。
一気に飛んで最後のほう。
＞問題の本質は結果そのものではなく、その結果がなぜ引き起こされたのかを丁
＞寧に分析し、同じパターンを繰り返さないことが必要なのだ。
それをやらない（出来ない）監督なのが最大の問題だと思うのだが。それが出来たらとっくにやっているし、「私がやることではない。選手次第だ。」って言っちゃってる監督なんだから。それとも「それはまだジーコは本気を出していないからだ」とでも言うのだろうか…。
＞さらに、コンディション、集中力ともに相当なレベルにあったこの日のセネガ
＞ルに対して、終盤にあれだけ波状攻撃を仕掛けられたわけだ。
果たしてそうだろうか？セネガルは所詮アウェーだ。それで主力を5人程欠いた上に、選手のレベルや組織のバランスが多少崩れることを覚悟しながら交代枠を使いきり若手を起用して、そして完全に自陣で守って相手に攻めさせて、少人数のカウンターのスタイルを取っていたくらいだ。それでも終盤に、攻撃の厚みはともかく、決定機が多かったのはセネガルの方ではないだろうか？わざと日本の出来を良く書きたいがために、セネガルをいちいち過剰に褒め称えるのがどうも…（勿論、セネガルがかなり良いチームなのには間違いはないが！）。
＞世界的な視点に立てば、現在の日本は、４年前に中国やイラン相手に得点でき
＞ずに苦しんでいたのとは違って、一段高いレベルに到達していることだけは確か
＞だと思う。
そりゃ間違いないけど、世界的な割に何故アジアのチームを引き合いに出すのだろう（笑）でもJでプレーする選手の代表でのパフォーマンスは01-02年頃より一段階落ちていて、海外でプレーする主力選手のレベルは二段階程上がっているのも確かなことだと思うわけだったりする。
＞今は責任論より先に、世界標準になるために必要な要素を洗い出す作業が、わ
＞れわれメディアの側にも必要になってきたと、あらためて感じた試合であった。
メディアの世界へ入り込める人間なだけに、文章で情報を操作し人を洗脳することが出来る文章を書くのも日常茶飯事なわけだね。（僕も、逆洗脳されてるような感じは否定は出来ないんだけれどね（笑））
ジーコ会見でのコメント。
「結果が出なくても選手がそこから何かを感じ取ることが重要だ」
そこまで日本人って頭も良くもなく、強くもないんじゃないだろうか。大体、日本人だけじゃなく、負け続けて選手だけで立ち直ったら、監督なんて要らないだろう。中学野球じゃあるまいし。しかもたかが年10数試合しかしないのに、年俸2億の監督だなんて！こんなサッカー協会にお金落としたくないんてないよ（ラモス口調で（笑））。何故「（強い〜中堅の相手に）勝ち続けて、その上にその試合から色々学ぶことが大事だ」と言うことが出来ないのだろう（そう簡単に出来ることでは勿論無いし、いきなりそんな思想を持たれるのも大変危険なお話ではあるんだが…）。
柳沢を「ツキがなかった」とかばった日本代表監督。相変わらずの柳沢にプレーは関係なくただただ黄色い声援を送る黄色い人々。セネガル監督の試合後の会見の最後のコメント。『サッカーには力関係というものがあって、一方のチームが「もっと良いパフォーマンスができたのに」という時は、チームの調子自体が悪かったか、相手チームが勝っていたかのどちらかです。今日はどちらだったかについては、私の胸に秘めておこうと思います。言えるのは、セネガルのゲーム運びはとても良かったということです。』こういうコメントが出来る人が代表の監督をやっててマジで羨ましい話だ（笑）ま、これごときのことでこれだけ熱く書いてしまう僕も、エネルギーが有り余ってるんだなと思うよ（笑）
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