今週ももう終わり。今日は少しブルーな時間帯もあったが、終わってみればこんなものかな。来週も頑張ろう。色々覚えよう。チュニジア戦はやっぱり見ませんでしたと言うかテレ東系は静岡にはキー局無いからどうせ見れなかったんだけど。柳沢のゴールシーンやダイジェストをチラっとは見ましたけど、それで書けることは何も無いので…。アシストが茂庭についちゃってるのがすごいね(笑)藤田が出たらしいです。高原が結局合流したらしいけれど、無理はしてほしくないです。それよりも琢磨の鈴鹿での復帰にビックリです。まぁヴィヌルーヴは前から「俺は日本GPには出ない。チーム(ホンダ)は琢磨が乗ることを望んでいる」とかそんな自虐的なコメントを残していたので、ジャックの契約切れと来季からの琢磨の復帰が決まったばっかりだったから、そうもなるわな、と。
今日はCroonerのことについて書きましょう。9/20に買った2ndアルバム "Soft Escape"、この日に書いた第一印象は「ちょっとエレクトロニカ寄りになっちゃってて、(1stのネオアコ的な部分を期待してる僕としては)多少期待外れ(いや、でも良いけど)」なんてことを書いたけれど、最近はもうすっかり気に入っていて、毎日聴いています。1st "Heaven Airlines"日本盤のライナーノーツで、荒木陽路美さんが「クルーナーのこのアルバムを色で例えるのなら、水色!」と書いているのだが、その水色さ、透明感はこの2ndになって更に増しているのではないか(CDのラベルも水色だけど(笑))。そりゃ、ジュビロファンとして見逃していられるわけがない(関係無い…。って、NONAMEも水色だったわけだけど)。
"Soft Escape"の中で特に一番好きと言えそうな曲は、2曲目の"spend this lovely day with me"。タイトルからしてほのぼのなんだけれど、音も本当に良い!一旦間奏で音が止まって、(公園か何かで録音したのかわからないが)子供達の遊びはしゃぐ声が聴こえてきて…そしてまた優しい音がふわっと始まるあの感じは、本当に素晴らしい。本当に、僕の言葉のバリエーションの無さを恨みたくなるくらい(笑)前回は「初期Color Filter好きな人は好きだと思う」とか書いてたけど(マイナー過ぎて例えとして不適当か(笑))、"Dolphin Song"が好きな人なんかも気に入るんじゃないだろうか。"Dolphin Song"は痛みって言う隠し味を随所に持っていたけれど、それを無くして、全体的に優しくした感じか。
このCroonerのアルバムの感想をGoogleで検索すると、本当に僕が好きそうな表現を使い評価している人が…10人くらいは居る(笑)2ndはライナーノーツついてないからあれだけど、1stの荒木さんのライナーは本当にいいなぁ…。一部書いちゃうと「クルーナーが描いた水色の音の世界は、空にも思えるし、海にも思える。でもそれは(略)空気みたいな感じかもしれない。そしてその空気は(略)ある時は温かかったり、ある時は冷たかったり、ある時は優しかったり、ある時は切なかったり…。しかしいずれにしても、その世界は現実的なものじゃなくて、すごくドリーミー!」。ネットにある評判でもやっぱ「暖かい」「気持ちいい」「心地良い」「夢見がちな人にお勧め」とかそんなん。決め台詞は「ネオアコ+ボサノヴァ+エレポップ=ドリーミーポップ」。休日の午後の現実逃避ミュージック!(笑)でも本当に、こういう優しい音が世界にもっとちりばめられて居れば、ひとかけらでも世界が平和な気持ちになるんじゃないか…とか、やっぱそんなの現実逃避以外の何者でもないんだけど、そう思い込んでしまうような、そういう感覚。時代はそうさせてはくれないし、だから僕はこういう音を聴いちゃうんだけど…。
最近は、行きは"Heaven Airlines"、帰りは"Soft Escape"、部屋ではFantastic Somethingって感じで、すっかりギリシャのポップシーンに興味津々な感じ(他のやつも聴いてるけど)。まぁ、この2組は繋がりは多分無いんだろうし、Fantastic Somethingのキラキラ感(ネオアコの評価でよく見ていた言葉だが、僕はこのアルバムで初めてこの言葉を使いたくなった)はCroonerの魅力とはまた全然違うものなんだけれど。でも、ものすごくこういうギリシャものコンピを聴きたくて仕方が無い。@TOWER、HMVのサイト、Amazon、どこも引っ掛からなかったが…(うーむ、廃盤らしい)。これ(1、2)は地元のマイナーなCD屋さんのサーチで引っ掛かったので、今度ちょっと見てみようと思う。買うのは東京行った後かな…。このアルバムの続編である、"SOIREE DE NOEL"ってアルバムは、昨年試聴した記憶があるんだよなぁ…全く印象に無いけど(笑)
Croonerを聴くようになったきっかけというのが「ゲオの投売りコーナーで実質300円でジャケ買い」というのもなんかあれだが、そういう偶然だからこそ思い入れしてしまうものなんでしょう。だって、Siestaってだけで買ったHappy Ballonが実はCroonerの裏のユニットだったとか(最近知った。って、前にも書いたっけ?)、運命を感じずにはいられないじゃない?(笑)誰か、相当なギターポップマニアが一括して売っただけなんだろうけど(買ったのは違う店だけど)。Happy Ballon買ったのが7/27くらいで、Crooner買ったのが8/3くらいで、Happy Ballonも収録されてるSiestaのコンピ買ったのが8/17で…その8/17の時点ではかすりとも気付いてなかったからね(笑)そんなん、調べなきゃ分かるもんではないが…。しかし、"Soft Escape"が2000年にリリースされたものとはねぇ…。これを2000円だなんて…当時その値段ではGoing Steadyの"Boys&Girls"とかを買ってたんだなぁ、と思うと…(笑)別にゴイステがどうこうってわけじゃなく(当時は間違い無く好きだったんだから)、でもやっぱ「その頃から知っていたなら!」って思っちゃうよね、それってずっと何を聴いても思い続けるんだろうけど(笑)ギリシャのレーベル名が"Pop Art"ってのも、なんかCroonerにピッタリな名前だ。本当に、絵画!って感じだもん。
と、まぁいつ飽きるかもわからないバンドの事について、最近では珍しく?熱く語ってしまったわけだが。あんまり上手く言葉では言い表せない思いもあるんだけれど、水色万歳!?水色ということで、最後に磐田の話をするが、先日の情けない話の後、磐田のサポ数十人が座り込みをし「チケットの値段上げてもいいから、もうちょっとまともに補強をしてくれ」と訴えたらしい。Jリーグの歴史の中でサポーターが暴動を起こしたような例は少なくない(関東の2つの赤いチームは特に多い)んだが、磐田は被害者になったことはあるが、加害者になったことはない。そう、一言で言えば、弱い(笑)遠州人らしくて僕は好きだけどね。水色。水なだけあって、冷たいけれど、でもそこにあるものっていう、優しさみたいなものって、Croonerも持ってるんじゃないかな。「花に水をあげるように あなたにもわたしにも スプーンひとさじくらいの 愛がなけりゃね」(Pizzicato Five/Hippie Day)。愛情を持って生きれたらいいよね…僕はまだそんな優しい人間にはなれてないけれど。そういう思いだけはね…持たなきゃね。そう、やっぱ現実逃避に近いものは常にあるけど。
微かな声を聴いてよ 君が近くに居るなら 微かな僕を聴いてよ 君に気力があるなら 冷めた会話の続きをしよう 君のことが痛い程分かるよ You are blue, so am I. (Bonnie Pink/You Are Blue, So Am I)
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