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2004/10/03 ...... Camp In 朝霧JAM 2004 2日目
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2日目。1日目は1時半頃には眠ったんだと思う。眠った頃には暑くてシュラフを結構空けた感じにしてたんだけど、3時頃に寒さで目覚める。暖かくして再度就寝。何度か目覚めたけど、秋用の暖か目のシュラフだったのは当たりで、かなりぐっすり眠れたと思う。雨漏りこそ徐々にあったと思うが、下はレジャーシートとアルミシートを2重で敷いていたので被害は無かったし。ただ、何度か目が覚める中でも変わらないのはテントを打つ雨の音。朝になれば弱くなるかな、と期待していたが、朝になっても変わらない雨の音。これがなければ朝もきっと目が覚めたタイミングで早く起きてしまって、テントの外へ出たと思うが、これだけの雨がずっと降っていると外へ出る気も起きないので（寒いし）、ずっと寝てた。10時頃にやはり目が覚めて、あ〜もうbeautiful girls始まってる〜と思ったけれど、やはり雨が強く寒かったので外に出る気が起きず引き続き眠った。隣の友人らのテントでFishmansを流していて、丁度"Weather Report"だった。朝霧高原に大雨が降り続けて、テントの中に居続けることもあるさ。まるで泳がない魚。
11時半過ぎ、12時前頃に再度目覚め。花田裕之バンドが多分演奏中。雨の中での精神的な要素を含んだ体力消耗を考えると、無理して外へ出る程でもないな、と思い、まだ暫くテント内で待機し、着替えたり荷物の整頓をしたり朝を食べたり。その後、傘さしてやっと外へ出て、顔洗ってトイレ行って。近くのトイレが結構並んでて、他のトイレ行ったらやはり並んでて、結局近くのトイレでしたんだけれど、その後ポンチョに着替えてJUDEを見に行ったらRainbow Stage近くのトイレはかなり空いてそうだった。意外というか皆ここまで出てくる気が起きないのだろうか。JUDEは結局行くの結構遅くなっちゃったので見たのは4曲くらい（起きた時点から友人らは居なかったので、JUDEを見に来ていたのだろう）。ベンジーはやはり1回見ておきたいというミーハー心。でもやっぱかっこよかったよ、ギター上手いし。ヘタウマなイメージを勝手に持っていたら、全然そんなことなかった。普通にすごい上手かったです。しかし、ここ2ヶ月で一気に僕の中でのAB型シンガーソングライター三人衆のカジヒデキ、浅井健一、曽我部恵一を見たな〜（笑）みんな結構ラブソング。なんとなくわかるけど。最後から2曲目が「知ってる曲だな〜…ブランキーだっけ？」と思ったけれど、帰りに聴いたら友人曰くJUDEの曲。予習した甲斐があった？のか？最後はSHERBETSの"ショーンジェットの犬"。友人が「やる」と言っていたら本当にやった。まぁ、普通によかった。"アクセル"をやっていたら後悔したけど、やらなかったようだ。これがアルバムで一番好きだったんだけれど。既にこの辺からRainbow Stageゾーンの芝生は泥となり、靴も結構泥まみれ。
一度テントに戻るが、友人らは戻っていなかったので、Moon Shineへ行く。そういえば前日あれだけ動いた割に筋肉痛は全く無い。Moon Shineでこの時間はFORCE OF NATURE。最初は「どうかな」と思ってたけど段々音がスペイシーになって楽しくなってきて、15分くらい踊ってた。スペースが結構あって周りが結構楽しそうにスペース使って踊ってたから僕もついつい。靴はもうドロドロ。でも気にしない。むしろ水溜りにバシャバシャ入ったりして。それにしてもMoon Shineの後ろの方でボール蹴ってた人たち羨ましかった。勇気出して混ぜてもらえばよかった。結構サッカーボール持ってきてた人居たみたいだけどね（バスの列で並んでたりした感じでは）。13:30くらいになって、Rainbow StageのSoil&'Pimp'Sessionsを見に移動。友人の友人の話では「フリージャズとか」と言ってたので、これは見るしかないと思ってたので。
で、Soil&"Pimp"Sessions。その通りジャズとかホーンセッションとかあってそんな感じ。演奏はさすがに上手い。ピアノの音がよかったな〜。あとああいう軽快なリズムは楽しい。ボーカルの盛り上げ方も良かったし。やったのは4曲くらいだったのかな？少なかったけど1曲1曲が案外長かったりしたので。とても良かったです。デートコースもそうなんだけど、あんまりこういうバンドって知る機会も無ければ（やはり基本の流れは自分はロッキンオン、タワレコ、だからね）、ライブを見る機会も無いので、こういう場って本当に貴重だなって思う。ライブの最中に友人から電話があり、「明るいうちにもう片付けちゃおうと思う」とのことで、ソイル〜を見終わった後僕もテントへ戻り、片付け。そして一旦北山の車まで戻ることに。ROVOが始まった頃にバスに並び始め、ROVOが終わった頃にようやくバスに乗れた。ROVOはほぼ全て聴いたんだと思うが、予備知識も無く、やってる絵も全く見てない状態なので、印象は殆ど無し。ちゃんと見たかったが、どうせいずれまたなんかの野外フェスで見れるだろう。Lemon Jellyの片割れも見たかったけど、片付けている時に少し聴いた感じだとそれ程良さそうでもなかったのでいいかな…と思ってたら、バス乗り場で聴こえてきた音は楽しそうだったけど。で、まだこんな時間なのに、1時間くらい並んでようやくバスに乗れた。雨なので皆もう帰ろうとして、バスの準備がそれに追いついていなかった感じかな。
20分くらいで北山へ戻り、荷物を車に運ぶ。自分達はここからもう一度朝霧へ戻るつもりだったが、他の人たちはもう帰っていた感じだったので、「戻りはバスで並ぶことはないな」と再確認して、戻ることに決めた。ここで、雨が降っていなかったので、とりあえずポンチョは持っていかないことにしたのだが、（人の居ない場所で見るつもりだったんだけど）傘を忘れた。「まぁいいか」ってことでそのまま行ったけど。ガラガラのバスに乗り、また20分くらいで朝霧アリーナ。段々帰りのバスがやってきているようで、僕らを乗せたバスがバス乗り場の方まで近付けなかったので、Rainbow Stage近くで下ろしてもらうことに。友人達はMoon Shineへ行き、僕はRainbow StageでLos Lobosを見る。3曲くらいだったと思うけど。お腹もすいていたので、分厚いとんかつバーガーを食べる。雨はLos Lobosの途中で少し降ったりやんだり…な感じ。前日の夜とほぼ一緒の格好だったが、やっぱ結構寒かった。Los Lobosは途中からだったからな、最初かだったら楽しかったかも。
17:30でLos Lobosが終わり、Moon ShineのFour Tetを見に移動。この時間帯辺りからもう真っ暗。RadioheadのRemixとかもやってる人らしいが、浮遊感漂っててノイズがガーピー言ってて、最後にこれはどうかと思いつつ（笑）、なかなかよかった。20分くらい見て、再びRainbow Stageに戻り、Audio Active melt position。最初は後ろの方で見る気だったけど、人がまだあまり居なかったから、泥の上でなくて板の上で見れればいいなと思って前の方へ行ってたら、3列目くらいのど真ん中辺りにまた行ってしまった。で、18:00頃からAudio Active開始。自分が以前持っていたCDのイメージでは、やはりダブでエレクトロニックでロック…なイメージだったんだけど、今回はかなり緩くて静かなアンビエントというか、エレクトロニカ。アルペジオきれいー、みたいな感じで、これはこれで相当かっこよかったのだが、最後前の方でベースの音をガン！と受けるイメージで前へ行ったので、拍子抜けな感じも少し個人的にはあった。melt positionってこういうことか。逆に後ろの方でステージ全体を見ながらだったらかなりよかったんじゃないかなと思う。MCほぼ無し。最後アンコールもあったけどそれも静かに出てきて静かに終わった。友人らとすぐに合流し、帰りのバスに並ぶ。これも乗るまでに50分くらいは掛かったけれど、最後の帰りは混むことは予想してるので許容範囲というか、これだけの人数をこれだけのペースではけるんなら、2日の行きの時や3日の途中で一旦戻った時ももっとスムーズにやってほしかったな、正直なところ（笑）この時間はさすがにかなり寒かったので、バス並んでる間もじっとしていられなかった…。
20分程で北山に着き、駐車場から出る際は混むことはなく、スムーズに帰路へ。139号線を戻り、有料道路には乗らず、まず友人の友人を送るために新富士駅方面へ。途中「何か食べたいね」という話をしていて「そう言えば、かつやが富士市にあるはず。どこにあるかは知らないけど」なんて話をしていたら、信号待ちの時に左手前に偶然にもかつやを発見！3人で食す。ここはまだカツ丼が514円だった。味も高円寺や名古屋とは少し違ったような気がするが、やはり好き。22時頃に新富士駅に友人の友人を落とし、ハイタッチなどして、再び車は富士IC方面へ。富士ICから東名へ乗り、浜松へ戻る。行きは行きで睡眠時間が少なくて大変だっただろうし、帰りも疲れのある中の運転だったと思うけど、帰りはせめてそんなに雨がもう強くはなかったので、これは良かったと思う。友人には本当に感謝。今回一緒の二人がフェス慣れしてる人で僕は楽だった。途中、牧の原で休憩。明らかに朝霧組な人たちは少なくなかった。靴見れば分かる（笑）浜松ICで降り、日付が変わった頃に家に到着。荷物を下ろし、友人とお別れ。お疲れ様！
感想としては、まぁ最高だったんじゃないだろうか。高校の頃のPotshot初めて行った時のような…テンション高めの「最高！」ではないんだけど、迷いなく「来年も絶対来よう」と思ったので。音楽も良いし、楽しかったというのは勿論として、やはり近いし（大きな夏フェスと比べると）、雰囲気がやはりゆるいというか良いし、適度にゆっくりも出来て動くことも出来たし、空気は良いし、キャンプも全く快適に過ごせたし、キャンプサイト（テント）から両方のステージも近いからね（最初のフェスとなったRIJFと比べて）。まぁあれは5万人、今回は1万人だからそんなもんだろうけど。でも1万人でももう結構スペースが少ない感じはした。これ以上人を増やすのは辛いんじゃないかな。あと、Quiet Hillの時に「野外フェスで一人は寂しいな」とか書いてたけど（笑）、やはり今回は2人居たからね、気分的にも楽だし楽しかった。「来年はもっとみんなで来よう」と話したりして。知らないアーティストばかりだったけれど、キャンプってものが占める割合が結構大きくて、そんなメンツの重要度は高くないな…と言うのはすごい感じた。近くてチケ代が高くないのは大きいけど（笑）
そんな感想の中で、残念だった点を幾つか。2年前は5,000人、昨年は8,000人で今回は10,000人だったみたいだけど、やはり人が増えてるからなのか…マナーは思ったより良くなかった印象はある。まぁ僕も昨年とかは知らないけれど、やはりゴミだよね。別にうるさいとか、モグワイ最中の奇声だとか、それは別にいいんだ。1にも2にもやはりゴミや煙草のポイ捨てだなー。朝霧JAM'SのBBS見てるともっと色々あるみたいなので…正直、「来年、また（朝霧JAMが）あればいいな」と思ってすらいるんだけど（笑）あの泥だらけになった芝生もちゃんと生え変わるのにある程度時間掛かるだろうし。ま、これはあれだけの雨が降って、あれだけの人が歩けば、仕方ないのかなと思うが…。
あとはバスの並び。最後の帰りのバスは良かったんだけれど、最初向かう時と、3日に1度戻る時の並び。長過ぎ。手際悪い。富士急は反省して来年はもっとバスを増便してほしいところ。年に1度だろうから難しいのは難しいんだろうけど…。Over Night Parkingなら、会場から歩ける距離みたいだから、もう1日泊まらなくてもそのチケットで近くの駐車場に停めるのは有りかなと思う。まぁ来年はもっと争奪戦になるだろうけど…。グリーンパークだとどれくらい並んだんだろうな、列自体は小さかったけどバスも北山より少なそうだったから。あとは、結局ずっと雲に覆われていたので、富士山は一度も見れなかったよ。残念。自然のことだからこればっかりは仕方ないんだけど、来年は天気の良い中で2日過ごしたいね。今回h、3日朝の段階では「夕方が大雨のピーク」ってBBS（携帯で見た）に書かれてたけど、実際は昼前頃がピークで夕方以降弱くなったから、まぁそれはまだ不幸中の幸いだったのかなと言う気はする。でも寒かったから来年はちゃんとした雨具+上着になるもの買っていこうかな。今回でだいぶ持ち物の判断も出来るようになっただろうし。既に忘れ掛けてるけど。
行く前に「フジロックのいいところばかりを凝縮したフェス」…とかどっかに書いてあった気がして、「そうだったのかな〜」という気はするが（笑、マナーも思った程良くなかったし。音楽に関しては不満は何一つ無いけど）、二つそこそこ大きなフェス行って、ホップステップジャンプで来年フジ行くことはほぼ決定的だなーと思う。今回2日間に渡った野外フェスも初めてだったわけだが、全然余裕で過ごせたので、もう1日くらい増えても大丈夫じゃないかな。友人は「もう1日は長いぜ」って言ってたけど（笑）まぁ雨が翌日も続いたわけだからそれは確かに辛いだろうけど。で、キャンプは快適だったけれど、フジでは宿泊施設に逃げる気がする（笑）あと友人らは車でも僕は新幹線だろうなって気も（笑）来年は、フジ、Quiet Hill、朝霧かな（関東周辺の夏フェスは1つが限界だと思ってる。とりあえず2週連続でフェス目的で遠くへ行く気は無い）。今から来年が楽しみだし、それまでまた頑張って生きたいと思う。あと、登山用のリュックってすごいな。さすが。スリッポンは泥まみれ。もう白い部分が白に戻ることはないだろう（笑）
■FOUR TETの時のMoon Shine。暗くてなにがなんだか。ずっと雨降ってたから携帯もあんまり出せなかったよ。初日は初日で夢中になって全く写真撮ろうと思わなかったのだが…。
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