2004/09/12 [音楽] カジヒデキ @ 名古屋クラブクアトロ
9月12日にカジヒデキのライブに行ってきました。カジヒデキは"ラ・ブーム" "シヴィラはある日突然に" "Queen Sound Bubble's Again"辺りは中高生の頃から好きだったんだけれど(特にシヴィラは高校生の頃にかなり聴いたな〜)、まともに好きになったのは2002年頃。丁度PIZZICATO FIVEにハマり、渋谷系と言われていた人々を聴き出した頃でもあり、J-Sky SportsのFoot!を見始めた頃でもあり。02年は"Footballing Weekenders"をかなり聴いたりだとかあって、昨年ベストが出た時のライブにも行きたかったんだけれど、東京は平日、名古屋は無しという日程だったので行かなかった。そして新しいアルバムの今回のツアーでようやく行くことが出来た、とかなんとか。

で、久々の名古屋クラブクアトロ。01年3月のBoom Boom Satellites以来、3年半ぶり。今回はゆっくり見る以外に考えてなかったし、喉も乾いてたので入ってすぐドリンク券はドリンクに換えてしまったんだけど、フロアに下りて(後ろの方ね)ステージを見上げると…うーん、この感覚懐かしい!前でギュウギュウになってた頃の血が騒ぐ(笑)今日はカジくんなので、そんなノリでもないだろうなと思っていたが、もし始まって前に人が流れるようなら自分も流れてしまいそうだ、と思って、つめたーいウーロン茶を急いで飲み干してしまう。で、着いた時間が5分前頃だったので、あんまり待つこともなくカジくんがステージに登場。ここで、今日はフロントアクトがあるってことで、今回のアルバムのプロデューサーであり、元Ray Wonderのスウェーデン人、ルードヴィック・ボスの弾き語り。これなら急いで飲み干すこともなかったな(笑)2曲やったのだが、歌が上手いっていうのはこういうのを言うんだよ!と思った。今まで見た中で一番上手いんじゃないか、と思うくらい。好きな声や歌かは別だし、ゆず岩沢とかは小さな会場では見たことないからな、ってのもあるけど、無茶苦茶上手かった。

で、その後にそんな待ち時間はなく、カジくん登場。
Set List
01. Good Morning Call Song
02. Protest Song
03. シヴィラはある日突然に
04. Gary Hume's Pappermint Stripe
05. Pass The Paz
06. Shops -Hotdog Song-
07. Siesta
08. Missing Summer -lo:v song-
09. My Blue Heaven
10. Holiday In Milan
11. Beautiful Song
12. Clock Dressing
13. Old Street -a vibrato song-
14. Polite Song
15. ラ・ブーム
16. Footy Boots
17. This Is Still OK
-Encole-
18. Happiness To You
19. Queen Sound Bubble's Again
20. Hey Hey Baby Pop
21. 3:00 pm Curve Song

予想通りあんまり人が前へ流れることもなかったので、フロアの後ろの方でゆっくり。それでもクアトロだから近い。僕が今年多分一番聴いている曲は何気にカジくんの"Good Morning Call Song"なので、この曲は結構跳ねられるんじゃないかと思ってたけどそんなノリはよくなかった。全体的に、やはり古い曲は盛り上がって(7、15、20)、最近の曲はあんまり反応が悪かったな。なんだかんだでローヴソングスも僕は結構聞き出していたんだけど…(笑)シヴィラは驚いて嬉しかった。あとQueen Sound〜も。11〜14は順番が曖昧。"Footy Boots"は04-05シーズンのFoot!のテーマソングらしい。今回初めて聴いた。Felicityからまたアーセナルの応援歌集が出るらしく、その中に収録されるらしい。待てばオリジナルアルバムに収録されるかな…。

今回のメンバーはカジくん、前述のルードヴィック、Ash、ドラムがFlipper's Guitarの初代メンバー?の荒川氏、キーボードにNeil&Iraizaの堀江氏。堀江をここで初めて見るとは思わなかったが、面白かった。居ると思っていたNeil&IraizaまたはCubismo Graficoの松田(チャーべ)氏は居なかった。カジくん、ルードヴィック、Ashの3人は曲によってギター弾いたりベース弾いたりキーボード弾いたり。カジくんがベース弾きながら歌う曲が多かったのが少し意外。まぁ元はベーシストだから不思議ではないのだが。それにしてもカジくんもMCが長い。ネタがなさそうなことを言っておいて、喋り出すと止まらない。曽我部もそうだったけど。二人ともAB型だが、関係あるのかどうなのか。今まであんまりMCが長い人のライブって今まで多くなかったので。

フロントアクトがあったりMCが長かったり21曲って結構曲もやってるのに、終わった時間は20時10分くらい(18時開始)。1曲がやはりそんな長くないということかな。なかなか楽しかった。次また来るかはわからないけれど、でも前に来たかったんだから、一回来ておいてよかったな、と。それにして堀江氏の演奏とか見てると、自分も子供の頃からせめてピアノやるだけやっておきたかったな、とか思う。


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