2004/12/21 [音楽] the pillows @ 静岡SUNASH
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昨年12月の"Penalty Life Tour"に続き、今年も静岡SUNASHへthe pillowsのライブを見に行ってきました。ピロウズは僕が高校生の頃に一番聴いていたバンドです(それを知ってる人は、何を今更と言うでしょうが(笑))。当時と比べると熱はかなり引いているので、今回も行かないと思っていたのですが、アルバムを聴いて…今回のアルバムもさほど良いとは思えないのだけれど…でも何か引き寄せられてしまう。やっぱ行きたいな。ってことで行ってきました。
さて、開演時間頃に会場の静岡SUNASHへ着くと、フロアの入り口から人が溢れつつある。去年もSOLD OUT近くまでは売れて、人が多かったのだけれど、今年は更に売った模様…。今年1年で更に名の広まったピロウズなので、一見さんが多そうだから後ろの方が混んでるかもしれない。と思い人を掻き分け前へ行くと実際前の方が少し余裕があったので、結構前の方で観ました(昨年は後ろも余裕あったので、後ろでしたが)。高校生の頃はもっと前でギュウギュウになってたものだけど(笑)で、ライブ開始。今回は前の方へ来ただけあって、さわおが近い。でもステージが低いから近くてもあんまり見えない。昨年もそう思って、且つ後ろの方だったからあんまり見えなかったのだけれど、今年は昨年よりも後ろが多かったんだから、全く見えてなかったんじゃないか。屋根低いから仕方ないんだけど、クアトロとかってよく出来てるんだなと思う。
以下セットリスト。 -------------------- 01. Xavier 02. Walkin' On The Spiral 03. I Think I Can 04. Vain Dog (In Rain Drop) MC 05. オレンジフィルムガーデン 06. 天使みたいにキミは立ってた 07. 知らない("その未来は今"の2曲目?) 08. Kim Deal MC 09. フロンティアーズ 10. ローファイボーイ・ファイターガール 11. Funny Bunny 12. New Year's Eve MC 13. Bad Dreams 14. 知らない("その未来は今"の3曲目?) 15. ターミナルヘヴンズロック 16. I Know You MC 17. その未来は今 18. バビロン天使の詩 19. Little Busters 20. Good Dreams Encole 21. Rosy Head 22. Runners High -------------------- ↑ここまでがセットリスト。 ↓以下感想(曲名は書いてないけど、上に書いた曲の番号と、どんな曲であるかのヒントは出てる)。
多分これで合ってると思う。11、12の順番が逆だったかもしれないけど。ま、オリジナルアルバムの曲だったり、前作の曲だったり、定番っぽい曲だったり、トリビュートに入ってる曲だったり、大体予想してた曲が多かったけれど、03と08は意外。03はシングル曲だからまだ分からないでもないが、08はまさかね〜。週末にMP3-CDを作る際に何となく入れていた曲だったので、ナイスタイミングというか、嬉しかったです。07の曲がわかんなかったから壁に寄りかかってたのに、とっさに身体起こして跳ねてしまったもの(笑)昨年の"Ice Pick"程のサプライズは無かったけれど。19、22は…昨年の自分のノリ具合と比べると、かなり跳ねてた。一番最初に見た時程ではないけど、最近の自分から考えれば充分。
↑ここまで。
で…自分でも思ったより前に来てしまったので、ある程度乗らなければいけないなとは思ってたけど(笑)でもやっぱほぼ全曲が曲名と曲が一致するし、曲調からしても楽しいし、やっぱ好きだな〜と思った。自然と動いてしまう。それで最後の曲が最後の曲だったから、汗だくって程ではないけど、でも結構汗をかいた状態になってしまって。外へ出ると寒い寒い!急いで駅まで戻って着替えた。冬にこんな汗かいたライブも本当に久々だからなぁ…ここまでとは思ってなかったから、替えのTシャツも持ってなくて困ったけど…。さわおも、昨年も言ってたし、今年も言ってたんだけれど、このライブハウスは暑い…。今回なんて特に昨年より人詰め込んでるからさ。昨年と比べても多分MCの時間は長めだったんだけど、でも盛り上がるとすぐに暑くなっちゃうから(笑)人の熱ってすごいな。
MCで「今回ピロウズ初めて来た人ってどれくらい居るの?」と挙手させるシーンがあって、結構居たんだけど(今年の勢いからすれば妥当かもねー)、「俺らがこんなキャラで違和感感じる人居るかもしんないね」「"全然ストレンジカメレオンじゃない!"みたいな(笑)」なんて話があって、笑ったんだが、自分って最初の時からなんでこういうキャラだって分かってたんだっけな。ライブビート音源よりも前から知ってたはずだから…ミュージックスクエアなのかな?やっぱ。それもあって、さわおも言ってたが、今日の客はおとなしめだったかな。あと何かのMCの話の中で「ルースターズはー?」とか言ったのは僕。
それともう一つ、MCの流れの中で…15歳の男の子で来ていた人が居たんだけど、ピロウズが15周年だって言うのに、という意味であの笑いだったんだろうな。自分の弟の友達でも中学の頃からピロウズ好きだった人が居たが、それだけで「…大丈夫かな?頑張れよ」と思ってしまったりして(笑)ライブ中、まぁ僕は壁によりかかってることも多かったので、客の顔とかも見渡してたりしたんだけど、「あぁ、ダメ男が集まってるなぁ」とか思ったりして(笑)勿論僕も含めて(笑)全員そうじゃないけど、割合は絶対高いな。別にマイナスな意味合いで言ってるんではなくて(笑)、ちょっと「普通」に合わない人にとって、それくらいピロウズって大きな存在というか、メインストリームにはなれないけど、必要だった存在。僕が好きになってからここまでなるのにも時間掛かってるんだけど、こうなるべき存在だったんだろうなと思う。
自分は"Tiny Boat"で知って、"One Life"からようやく徐々に好きになった流れだったし、さほどメジャーでない人たちの音が好きだったからそうでもなかったと思うんだけど、急にピロウズと出会ったらかなりの衝撃にはなるんじゃないかな…と思う。一番すぐ思い浮かぶのは"フリクリ"だけど、それ以外にも今回のトリビュートで知った人も居るでしょう。テレビは出てないので、ラジオでもいいと思うけど、なかなかこういう世界観を表現してくれる人って居ないもんね。自分が最初に行った名古屋のライブと比べると、男性ファンが増えてきてるんじゃないかな?女性ファンも相変わらず多いんだけど、僕には女性の視点ってわからないから、まぁ純粋に音やピロウズが好きってことだと思うんだけど、歌詞の付加価値の割合が高いのは男性(ダメ男)だろうな(笑)"ローファイボーイ・ファイターガール"ってそういうことじゃないかな、…違うと思うけど(笑)、でもそんな感じで。またタイミングが合えば見に行くんだろう(最近はチケットがすぐ売り切れちゃうみたいなのが、難しいが)。
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